お知らせ
2019.11.25
日立市の古民家片付け
お婆様がおひとりで暮らしていらっしゃった日立市内の古民家です。
9月にお亡くなりになられ、家屋の老朽化もあり、この度解体することになりました。
形見分けの品と不用品を選別として、使用できる仏具類、家具類、形見分けの品は依頼主である息子さんの元に私たちがお運びし、使用できないものや不用品は全て処分致しました。
亡くなられたお婆様は物を大切にする几帳面な方だったらしく、息子さんたちが子供の頃の写真や学校での制作物、通知表などが出てきて、息子さんにお渡しすると思い出の品が見つかって嬉しいと大変喜ばれました。遺品整理のお仕事をやっていてよかったと胸が熱くなる瞬間です。
お家を使用する人が誰もいなくなり、取り壊すこととなれば寂しさや思い出が甦り、皆さん色々思うところがあります。
しかし、やはり区切りをつけるという意味では遺品整理は避けては通れない道だと思います。また、現実的な話をすると、空き家というのはホームレスに入り込まれたり、不審火などの原因にもなるため、放置は決してよくありません。故人の思いが詰まり、なかなか遺品の整理に着手できなくともどこかで踏ん切りをつけて片付けを行っていく必要があると思います。
片付け後の写真です。